どうも、Machinakaでございます。
さて、遅ればせながら11月初週の映画をざっと見てきて、感想も書いて、満足していたはずなんですけど、、、、
とにかくおバカな映画が見たい!!! そんな欲求が私の中からつきあげてくるものがあり、、アメリカに向かう飛行機で散々おバカな映画を見て、おバカ映画を見たい衝動に駆られてしまいまして、、、
映画ファンならわかるでしょ?! 名作ばっかり見過ぎて、何か変な映画見たい時があるでしょ?
ということで、今回は2017年の中でも屈指のおバカ映画のご紹介です。。。
それでは「シンクロナイズドモンスター」批評、いってみよ〜〜〜〜〜!!!!
[あらすじ]
あらすじをご紹介する前に、ポスターをご覧いただきましょう。。
これで見に行く人、どれだけいますか?
いくらアン・ハサウェイが日本で人気でも、意味不なモンスターと一緒にピースしてるだけのポスターで、どれだけ見に行く人がいるか、、、笑
公開当時はどうか分かりませんが、公開から1週間経った日は都内でも2館しかやっていなかったです。おかげで時間の調整が大変だったお。。。
ね、監督もナチョさんってね、知らないよって感じなんですけども。。 なんかチリソースに漬けたらおいしそうな人ですけどね、それぐらいしか言えることないですよw
誰かどう見ても地雷だと思う映画、でもポスターにアン・ハサウェイが映ってたから、、、映ってから、、、、、
思わず地雷を踏んじまっただろうがぁっ!!!! あほっ!!!
アンハサウェイにハズレなしだって思ってますからね、私。
「プラダを着た悪魔」や「レミゼ」、そして「インターステラー」とか、とにかく驚くほど綺麗で演技力がある完璧超人なわけです。
そんな彼女がわざわざ主演を張る映画だから面白いに決まってる、、、と思ってましたけど。
次にあらすじですっ!
・「プラダを着た悪魔」「レ・ミゼラブル」のアン・ハサウェイ主演で、なぜか巨大怪獣を操ることができるようになった負け組の女性が、自らの人生と世界の危機に立ち向かう様を描いた異色モンスター映画。
・ニューヨークで職を失い、毎晩のように酒に酔って暴走した挙句、同棲中の彼氏に追い出されてしまったグロリア。すべてを失った彼女は生まれ育った故郷の田舎町に帰ってくる。
・その一方、韓国ソウルで謎の大怪獣が出現したというニュースが世間を騒がせていた。テレビに映し出された怪獣の映像を見たグロリアは、ある異変に気づく。それは自分の動作が巨大怪獣の動きと見事にシンクロしているという驚きの事実だった。
・舞い上がったグロリアは、怪獣を操り世界を混乱に陥れるが……。主人公のグロリアを演じるハサウェイは製作総指揮も務め、ジェイソン・サダイキス、ダン・スティーブンス、オースティン・ストウェルらが脇を固める。監督は「エンド・オブ・ザ・ワールド 地球最後の日、恋に落ちる」「ブラック・ハッカー」のナチョ・ビガロンド。
要は、都会で負けた女が地元に帰ったら、突然モンスターが操れるようになっていた、という小学生でも小声になりそうなネタを、アンハサウェイが主演した映画なわけです。
これ日本に置き換えて考えてくださいよ、ガッキーがおバカ特撮映画になんか出ますか?
なぜアンハサウェイが主演したのか、理由はよくわかりません。。。
ただし、IMDBで調べたところ、、、、
Anne Hathaway was in the second trimester of her pregnancy while filming the movie.
http://www.imdb.com/title/tt4680182/trivia
撮影時はアンハサウェイ妊娠してたんだって、妊娠真っ盛りの時に出演してたんだって、、、
断ればいいのにwww
仕事を断らない真面目な人なのかな? どんだけプロ根性あるのよ?
ニコラス・ケイジとはまた違う理由で、おバカ映画に出るつもりなのかしら?
では行きましょう、、、、
それでは映画の感想ですっ!!
[映画の感想]
俺の日曜を返せ!!!!
分かっちゃいたけど地雷映画!!!
予算がないのも分かってる、名優が少ないのも分かってる!!
でも中盤以降ダレるのはよろしくないお!!!!!
怪獣の行動パターンが少ない、もっと怪獣を活かしてくれ!!!
なんで肉弾戦ばかり? 飛び技はないの?
あとさ、、同じシーンが多すぎる!!!
何回幼馴染のイライラ嫉妬シーンを見ねばならぬのだ!?
自分がアンハサより上の立場にいたいのは分かるよ!?
だからバーのアルバイトにしたんだろ!? お前が小さい男なんて分かってるんだから、何度もイライラをぶつけないでくれ!!!!
映画は意味の王国! 同じ意味のシーンを何度も流さないでくれ!!!
はい、いわゆる私が嫌いなタイプの映画でございました。
私は、テンポが悪い映画がとことん嫌いです。特に、同じようなシーンばかり流してなかなか物語が進まない映画は本当に嫌い。
この映画、序盤はいいんですよ。
怪獣とアンハサウェイがシンクロしてることを本人が知る瞬間とかね、シュールすぎて笑っちゃうんですよ。
で、ついでに幼馴染のバー店長もロボを動かせるようになってて、怪獣を動かせる公園で喧嘩したが故に、被害の舞台となるソウルでは大惨事になってて、でもそんなことお構いなく、ロボと怪獣がバトルしてる中継をテレビで見てるアメリカ国民は「イェェェイ!!」って大歓喜してるのが超面白くてwww
そこまではいいんですよ、本当に笑わせてもらったし、感謝してるんですよ。。。
でもね、ここから話が全く進まないんですよ。
物語が全く進まないまま、残りの一時間くらいを過ごさないといけないんですよ。そんな苦痛ある?
で、話が進まないなら進まないなりに、何か他のもので楽しませてくれればいいですよ。もっと笑いを入れるとかね。でもさ、全くもって楽しめないんですよ。
ひたすら幼馴染のイライラを見るしかないっていう地獄絵図で、幼馴染をなだめてるアンハサウェイもしびれを切らして、幼馴染を殴るっていうくだりを何回も何回もやって、、同じ意味のシーンを何度も入れないで欲しいんですよね(`Δ´)
怪獣の意味はよくわかりますよ。現実ではアンハサウェイも幼馴染のバー店長も、大した仕事をしてないし儲かってないし、結婚もしてない。しかも田舎暮らしで同じことの繰り返し。そりゃNYで一旗上げてきた同級生を妬む気持ちもわからなくもない。
そんな現実では小さい二人が、もし怪獣になって世界を動かせるようになれたら、、、つまり怪獣は自分が大きくなれる、偉くなれる願望を怪獣に込めたのです。
幼馴染の男がモロな発言をしてましたけど、「せっかく回ってきたチャンスなんだ!」って。 男は正直です。一度はビックになりたい気持ちは分かります。気にして欲しいんですよ。アンハサウェイに恋心があったかどうか分からないですけど、、、ってあったと思うんだけど、、、
とにかく幼馴染の男はアンハサウェイに分かって欲しかったんですよ。自分の辛さ、孤独を。。。
そして尊敬して欲しかったんですよ。自分が仕事を与えて、住居も与えて、食事も与えて、、、全て自分でアンハサウェイの世話したかったんですよ。そして、大きな男として認めて欲しかった。。。
この映画の原題は「Collosal」=巨大な という意味です。怪獣だと物理的には大きくなるし、世間の注目度も上がるから彼にとってはうってつけだったのでしょうけど、心までは大きくなれなかったようですヽ( )`ε´( )ノ
って話なんだろうけど、それを伝える仮定までがじれったいし長いし、、、、、もうっ!!!!
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