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Channel: Machinakaの映画夢日記
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アナイアレイション ネタバレなし感想解説 とりあえずアート映画目指したんすか?男は皆シャボン玉

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こんにちは!
 
Machinakaです!!
 
 
今回批評する映画はこちら!
 
 
「アナイアレイション」
 
 
 
 
 
 
最近バンバン新作出てるんですよ、ネットフリックス。
 
これだけ豪華なメンツだったら映画館でも上映して良いのになぁ、、、
 
最近増えるネトフリ映画をどうやってみようか悩んでるんですよ。
 
映画館でやらないし、家で見るしかないんですけど、まぁ集中力が続くなくてね。
 
洗濯機回しながら映画見ててさ、干すために10分くらい中断してさ、トイレ行きたくなったらいってさ、ライン来たら携帯見ちゃうしさ、、
 
どこかの会議室借りて見れたらなぁと。もしくは、共同で誰かと一緒に見れたらなぁ
 
とりあえず今回は自宅鑑賞でございます。
 
 
 
それでは、、、「アナイアレイション」批評、行ってみよー!!!
 
 



[あらすじ]

 
 
 
・「エクス・マキナ」の監督・脚本を手がけたアレックス・ガーランドが「ブラック・スワン」のオスカー女優ナタリー・ポートマンを主演に迎え、SFファンタジー作家ジェフ・バンダミアのベストセラー「サザーン・リーチ」を実写映画化したSFアクションスリラー。
・不可解な現象が起こる謎の領域「エリアX」がアメリカ国内の海岸地帯に拡大。現地に調査隊が派遣され、元兵士の生物学者レナの夫も加わるが、彼らは音信不通となり行方不明になってしまう。
・やがてレナの夫だけが生還したものの、瀕死の重傷を負っており昏睡状態に。レナは夫の身に何が起きたのか突き止めるべく自ら調査隊に志願し、エリアX内部の未知の領域に足を踏み入れる。
・そこで彼女が目撃したのは、生態系の突然変異によって生まれた異様な景色と生き物たちだった……。共演に「スター・ウォーズ」シリーズのオスカー・アイザック、「ヘイトフル・エイト」のジェニファー・ジェイソン・リー。

 

 

 

 

 

 

 

キャストはオスカーアイザックを除き、基本的に女性。

 

女性版ゴーストバスターズもとい、エイリアンバスターズって印象でしたね。

 

主演はナタリー・ポートマン、ジェニファー・ジェイソンリー、、これだけで何本の映画作れるんですか( ^ω^ )

 

 

監督はアレックス・ガーランド

 

今まで「エクス・マキナ」「28週後」「ジャッジ・ドレッド」の監督。そして「ザ・ビーチ」の原作wwwwwwww

 

脚本家出身の監督さんですね。今までの経歴からいってSFが得意なのかな?

それくらいの印象です。

 

この中では「エクス・マキナ」が強烈に覚えてますね。

 

最近はやりのAIをディストピアに仕立てたスリラーSFで、ネトフリで後追い鑑賞したんですよね。

 

なぜ映画館で見なかったんだ。。。 

 

非常に後悔するくらい面白い映画でございました。

 
エクスマキナに引き続き2作目の監督デビューでございます。
 
 
気になるのは、映画ドットコムで4.4という高評価が付いているんですよね。。
 
見る前から非常にモチベーションが上がってしまう、こういうの、よくないんだよな。。
 
原題は「Annihilation」。意味は「消滅」。
 
もうタイトルだけでディストピアじゃねぇか(`∀´)
 
 
 
 
 
 
それでは映画の感想に入ります。
 
 

 

 


 

 

[映画の感想]

 

 

今まで見たことのない美しいディストピアの世界観とデザイン。

 
細胞分裂と融合をテーマにしながらも、シークエンスはオシャレでカッコよくて、美しい映像見れること間違いなし!
 
白い光と青・赤・紫を基調としたデザインの構築、これもしかしてシャボン玉モチーフかな?
 
男はみんなシャボン玉ッ♫ の世界観で繰り広げられる女だらけのサバイバルゲーム!!
 
 
 
 

[テーマは深いけど、、、]

 

タイトルにも書いてますけども、ぶっちゃけアート映画っすwww

 
メインテーマとかが少しわかりづらくて、映画のルックだけはしっかりしていて、見た後に結局何だったんだよ、的な映画です。
 
物語は異世界から帰ってきたナタリー・ポートマンが尋問を受けるところから始まり、そこから異世界に入るまでの物語=オスカー・アイザックとのラブラブシーンがあり、また途中から尋問シーンが入る、、、、
 
ところどころに尋問シーンを入れて、語り部的に使ってるんですよ。
 
「アトミック・ブロンド」でもそうだけど、女性が主人公でアクションものだとなぜか尋問シーンが多い印象です。。
 
さて、結末は言えないですけど、危篤状態に陥ったオスカー・アイザックの妻ナタリー・ポートマンが、夫を救うため夫の謎を解くために異世界に冒険するのです。
 
面白いと思ったのは異世界における何とも不思議な環境構築ですよね。
 
アメリカのとある地域だけが異世界領域となって、その世界だけは記憶が1日しか持たない。方位磁石が使えない。位置が分からない。そうこうしているうちに、長く潜った人は頭がおかしくなって自殺したり。
 
それだけならいいんですけど、細胞が反射する?と言った謎設定だったり、指のうずまきが回転するとか、腸がグルグル回るとか、とにかく渦巻いているモノが勝手に動いてしまうという設定があるんですよ。
 
そんな意味不明な設定ながらも、きちんと映像で見せてくれるので、人間の腸がぐるぅ〜〜、ぐるぅ〜〜って回る描写をガンガン見せてくるし、怪獣に食われて顔面の半分がなくなったりする描写もあるし、思った以上
 
あとは適当に怪獣らしき奴らが出てきて適当なアクションが繰り広げられるって感じですw
 
謎解きあり、グロあり、アートありで忙しいです。見せ場たくさんです。でも、たくさん要素を入れすぎたせいで交通整理がうまくできないというか。
 
とりあえずですね、言っておきたいのは、怪獣を出す必要は一切なかったってことですwwww 怪獣かと思ったらただのワニとかさ、あれもちゃんと意味があんのか?
 
一番解せないのはですね、アクションシーンが超適当何すよ(゚Д゚#)ゴルァ!!
 
銃は米軍と連携してるのか、M4をベースとしてグレネードカスタマイズしてるの使ってるんですよ。でも、チーム全員が同じ装備でM4グレネード持ってるんですよw
 
重くない!? あとハンドリング悪くない!?
 
未知の領域なんだし建物にも入るんだからさ、M4だったら立ち回りできないわけよ。ってかなぜハンドガンがほとんど出てこないんだ?
 
サイレンサーつけたほうが便利なことだってあるじゃないか(゚Д゚)≡゚д゚)、カァー ペッ!!
 
皆同じ銃を使うあたり、ハンドガンがほとんど出てこないあたり、監督ってアクションや銃にはほとんど興味ないのだなぁと思ってしまいました。
 
とりあえず、全員グレネード付けたら重くてたまらんだろwww 
 
もう少し身なりを考えて欲しかったなぁ、、
 
 
 

 

[シャボン玉デザインはとても新鮮]

 

 

いろいろ文句言ってしまいましたが、世界観のデザインは新しくて好きでした。

 

ポスターにもあるんですけど、白を基調として、青・赤・紫系の色をナタリー・ポートマン御一行が包まれている。

 

http://atsuki485711.hatenadiary.jp/entry/2018/03/13/010239

 

 

 

このデザインを見て、すっごく「シャボン玉」みたいだなぁと思ってしまいました。

うん、やっぱり色が似ている。。

 

 

http://gahag.net/009650-soap-bubbles/

 

 

 

今作のテーマは

「人類の進化ー細胞分裂に着目してー」

「もし自分の細胞分裂が他人に伝染したら」

みたいな感じなんですけど、

 

 

それを映像で説明すると難しいから、シャボン玉に置き換えたと思うんですよね。

 

1つの細胞はもともと大きな塊だったのに、分裂してどんどん細かくなっていく。

シャボン玉も同じで、最初は一つの液体だったのに、人間の口を通して分裂していく。

 

そして、シャボン玉は光の反射の影響を受けて、赤にも青にも紫にもなる。要は虹色と同じ原理ですね。

 

この世界でも、人間の細胞が周りに反射して、植物が人間の形をしている造形がありました。この世界では人間の細胞が植物に伝染した、という解釈なんですよね。

 

逆に、人間の指が回ったり腸が回ったりするのは、どこの細胞が混ざったのか?

ワニ?川?森?

 

 

http://b9msr3.hatenablog.com/entry/2018/03/13/175444

 

 

とにかく、細胞の分裂が外に分裂していったら?細胞が反射することがあったらどうなるか?

 

・・・テーマが深すぎて少し難しかったかな(⌒-⌒; )

 

もう少し分かりやすいテーマで映画をパッケージングしてくれれば良作になると思いました(*^▽^*)

 

 

とにかく見てください! オススメです!!!

 
 

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